医療法人犬童会 犬童耳鼻咽喉科

球磨郡多良木町の耳鼻咽喉科,気管食道科 医療法人犬童会 犬童耳鼻咽喉科

〒868-0501 熊本県球磨郡多良木町多良木字下原田2834
TEL 0966-43-0777

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睡眠時無呼吸症候群(OSAS)

睡眠時無呼吸症候群(OSAS)Obstructive Sleep Apnea Syndrome

特徴:睡眠中に大きな鼾(いびき)と無呼吸を繰り返す、睡眠障害の一種です。鼾は気道の一部が狭いことを、無呼吸は気道(多くはのど)の一部がつまっていることを意味します。無呼吸のとき低酸素状態になるため、そのたびに脳が防御的に目覚め、呼吸が再開されます。そのため熟睡できず、睡眠時間としては十分睡眠をとっていても、実際は睡眠不足の状態に陥ります。昼間にも眠気がたびたび出現し、日常生活(仕事や車の運転etc)にも支障をきたすようになります。
また将来、高血圧や心筋梗塞、糖尿病などの成人病を起こし易くなります

原因:大人の7割は肥満が、小児では扁桃肥大症が主な原因です。

 

検査:睡眠ポリグラフ検査とは・・・(睡眠外来、耳鼻咽喉科、呼吸器内科などで受けられます)

(I)呼吸について調べます・・・ (1)鼻と口からの息の流れ(無呼吸の確認)
(2)いびきの音
(3)胸部と腹部の動き(無呼吸の種類)
(4)血中の酸素濃度(無呼吸の重症度)
(II)睡眠について調べます・・・ (5)心電図、脳波、眼球運動etc(睡眠の質について)

 

OSASの合併症

第一として、高血圧症 → さらに狭心症、心筋梗塞、脳卒中

その他:糖尿病、脂質異常症etcの成人病小児では発育障害、発達障害

 

主な治療

  1. CPAP(シーパップ)療法(内科的な治療)
    睡眠時にマスクのような専用の装置を鼻につけて、陽圧で気道を広げて呼吸を楽にさせる。
  2. 手術(耳鼻科咽喉科的な治療)
    狭くなった気道(のど)を手術で広げる(扁桃肥大症や肥満の人が主な適応)
  3. マウスピース(口腔外科的な治療)
    睡眠時に下顎(あご)が下がるのをマウスピースで予防します。
    (小顎症の人、高齢者の人が適応になりやすい)

 

日常生活の注意点

  1. 体重の減量(気道が少し広がります)
  2. 睡眠時は横向きで寝る(仰向けでは、睡眠中にのどが狭くなりやすい)
  3. 睡眠薬や寝酒をひかえる
    (睡眠薬や寝酒は、のどの筋肉が緩み睡眠中の気道がさらに狭くなります)