医療法人犬童会 犬童耳鼻咽喉科

球磨郡多良木町の耳鼻咽喉科,気管食道科 医療法人犬童会 犬童耳鼻咽喉科

〒868-0501 熊本県球磨郡多良木町多良木字下原田2834
TEL 0966-43-0777

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急性中耳炎

急性中耳炎

‘かぜ’や上気道炎にかかると、鼻やのどにいる細菌やウイルスが耳管(‘じかん'という鼻と耳をつなぐ管)をさかのぼって中耳に行き、炎症を起こすことがあります。この中耳の急性炎症を言います。このとき耳管も腫れて狭くなり、中耳に(うみ)が貯まりやすくなります。膿の圧力により、耳の痛み閉塞感が現われます。発熱頭痛を伴うこともあり、乳幼児では不機嫌となります。しかし最近は耳痛を訴えないことも多く、見逃すと重症化することもあります(急性乳突洞炎≒耳の後ろに膿が貯まり、腫れる病気など)。最近は薬を服用しても改善しない例や、感染を繰り返す例など、治りにくい子(難治例)が増加しているため注意が必要です。
ちなみに、6ヶ月間に4回以上、急性中耳炎にかかっている場合を‘反復性中耳炎'と呼びます。

治りにくい(難治化)の原因として、大きく3つが考えられます

  1. 患者側の免疫学的未成熟
    成人と違って、病気に対する抵抗力が弱いこと(以下にその傾向がみられます)。
    ・3歳以下(特に2歳以下)の子(大人の免疫力の半分以下)
    ・アレルギー体質の子
    (食物アレルギー、アトピー性皮膚炎、気管支喘息、アレルギー性鼻炎を複数もつ子)
    ・人工栄養(ミルク)で育った子
  2. 感染を起こす細菌の薬剤耐性化
    以前は薬がよく効いていたのに、効きづらい細菌(耐性菌)が出現するようになったこと。
  3. 集団保育・兄弟における起炎菌の伝播
    現代は集団生活の場(保育園や幼稚園etc)が増え、子どもが病原菌の感染を受ける機会が増えたこと。
    *適切な抗菌薬の正しい服用や、耳鼻科的処置生活環境を整えることが大切!
    *人ごみを避け自宅で安静とし、無理な旅行や登園はひかえましょう。

 

急性中耳炎
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